
清浄歓喜団1入

7種のお香と胡麻油が香る当店の代表銘菓
こし餡と7種のお香が入ったお菓子。
上質な胡麻油で揚げておりますので、
口に入れると、こし餡の優しい甘みが口に広がり、上品なお香と胡麻油の香りが鼻を抜けていきます。
お香は仏教で言う「清め」の意味を持ち、7種類のお香を使用。
白檀や桂皮などが入っております。
遠く奈良時代、遣唐使が仏教と共に日本へ持ち込んだ唐菓子は、「からくだもの」と呼ばれ、 唐(中国)から、八種(やくさ)の唐菓子と十四種の果餅(かへい)、その製造方法が我国に伝えられました。
天台宗、真言宗などの密教のお供えものとして使われ、当時の一般庶民はとても口にすることはできず、 貴族のみに与えられた食べ物でした。
米粉と小麦粉で作った外側の生地でお香を練りこんだこし餡を金袋型に包み、八葉の蓮華を表す八つの結びで閉じております。
お召し上がりの際に、オーブントースター等で軽く焼かれますと一段と香味がございます。
食べやすい大きさに割ってお召し上がりくださいませ。
しっかりと揚げておりますので清浄歓喜団の外側は固くなっております。
底の平たい部分を親指で押し上げるようにして割っていただくと、お召し上がりいただきやすいので是非お試し下さいませ。
清浄歓喜団は歴史も古く、奈良時代に伝わった唐菓子でございます。この唐菓子の一種が「団喜」。略して「お団」(おだん)と呼ばれています。
数多い京菓子の中で、千年の昔の姿そのままに、今もなお保存されているものの一つで、この「清浄歓喜団」なしに和菓子の歴史を語ることはできません。
亀屋清永はこのお菓子を製造する日本で唯一の和菓子処です。
伝来当時は、栗、柿、あんず等の木の実を、かんぞう、あまづら等の薬草で味付けしたらしく、小豆餡を用いるようになったのは徳川中期の後と伝えられています。
亀屋清永は、その秘法を比叡山の阿闍梨(あじゃり)より習い、調製しています。
もちろん精進潔斎の上、調進することは昔も今も変わりません。
またこちらのお菓子は当店の代表銘菓として暖簾の柄にもなっております。
京都、祇園へお越しの際は是非ご覧下さいませ。
日保ち:20日
特定原材料27品目等:小麦・ごま

吟角2入

いちごの入ったきんつば2個
古くは平たい円形で刀の鍔(つば)に似ていることから銀鍔と呼ばれ、時が経ち金鍔(きんつば)と呼ばれる様になり、私達がよく目にする四角い形になったのは明治時代と言われています。
形や名前を変えながらも現代でも広く愛されているきんつば。
そんなきんつばに「いちごのドライフルーツ」と「白小豆」を使い、紅白の可愛らしいきんつばに仕上げました。
薄いピンクの衣をまとった愛らしい
きんつばに季節の焼き印を押しております。
いちごなので季節限定ですか?と
よくお尋ねいただくのですが、
ドライフルーツのいちごを使用し、通年販売させて頂いております。
プチプチとしたドライフルーツの食感と
甘すぎない白小豆の上品な甘さが美味しい、素材の良さが引き立つお菓子でございます。
通常のきんつばはありますか?というお問合せも頂くのですが、あえてこちらのいちごのドライフルーツ入のみをお作りさせて頂いている、自慢の逸品となっております。
色合いも紅白と可愛らしいので御祝い事の贈答にもおすすめでございます。
甘すぎず、色々な飲み物と合わせていただきやすく、その他シャンパンなどのお供としてもお楽しみいただけるきんつばとなっております。
ぜひ色々な組み合わせをお試し下さいませ。
日保ち:21日
◆記載しおります「日保ち」は目安でございます。
◆各商品に記載された賞味期限をご確認の上、お召し上がりください。
特定原材料等27品目:小麦


星づく夜

パッションフルーツの味わいに生のレモン果汁を
絞って加えた夏にさわやかな「琥珀羹」(こはくかん)です。
冷やしていただくとより一層美味しさが際立ちます。

江戸時代には錦玉羹(きんぎょくかん)という
名称が一般的だった『琥珀羹』。
寒天を使った透明感あふれる夏のお菓子で
中に星空など、豊かな季節感が表現されてきました。

『月』を羊羹で『星』を口当たりの良い淡雪羹
(あわゆきかん)で作り、それらを1つ1つ丁寧に
職人の手作業で配置しております。
亀屋清永で使用している寒天は、岐阜県
恵那地方で丁寧に手作りされている糸寒天です。
天草のみを原料とし、何度も天日干しを
繰り返して作られた伝統の逸品です。
この寒天は透明度にも優れており、
季節を様々な形で表現する亀屋清永の
お菓子に欠かせない素材となっています。
夏の夜空を切り取った『星づく夜』は
透明な層とブルーの層の
『2層仕立て』になっており、
光の当たり方や見る角度によって
さまざまな表情を見せてくれます。
写真に撮りたくなるようなきれいなお菓子
『星づく夜』
ぜひ素敵な写真をお撮り下さいませ。


水の精

4種のテイストに仕立てた『琥珀糖』(こはくとう)。
寒天製のお菓子で、外側を乾燥させる事により、
表面はシャリっと、中はプルンとしたゼリー状の
食感が昔から愛されてきました。
キラキラと輝く水の流れに舞い遊ぶ、かわいい
『水の精』たち。

色も形もとりどりの美しい『水の精』たちが入った
1箱はまるで宝石箱のようです。

亀屋清永で使用している寒天は、岐阜県
恵那地方で丁寧に手作りされている糸寒天です。
天草のみを原料とし、何度も天日干しを繰り返して
作られた伝統の逸品です。
この寒天は透明度にも優れており、季節を様々な
形で表現する亀屋清永のお菓子に欠かせない素材となっています。
その美しさから「食べる宝石」とも言われる琥珀糖。
ぜひお楽しみ下さい。
販売期間:6月〜8月
日保ち:30日
特定原材料等 27品目:なし